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LIGHT UP NIPPON

2011年8月12日15:49

日本の花火は、江戸時代前期に、
五穀豊穣・悪疫退散・天下泰平を祈る祭礼や、鎮魂・慰霊
を目的とした行事の一環として行われてきたものらしい。

昨日東北で、10ヶ所同時に20,000発の花火が打上られた。
http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/2011/08/0811hanabi/
震災から5ヶ月が経ち、
各々いろいろな思いを胸に、空を見上げことだろう。
そのニュースを見ているだけで、目頭が熱くなった。

さらに、
この花火を実現するまでの経緯を知り、
なんて凄い奴がいるんだろう・・・と、感動と同時に驚きを隠せない。

東京湾の花火大会が中止になった事を知った会社員の高田 佳岳さんが、
打ち上げる予定の花火はどうなるのか?
と思った単なる疑問からのスタートだったようだ。

震災から1~2ヶ月しか経っていない被災地で、夏のことなんて、考えられるわけがない。
誰でもそう思うだろう。

しかし、彼は
何度も何度もできる限り被災地に足を運び、理解、協力をお願いする行動を続けたという。
当然、費用も必要。
募金や、チャリティオークションで集めた。
http://lightupnippon.jp/about/member.html

まだ、行方不明者があるので、複雑な心境の方々もいらっしゃると思う。
が、彼の努力によって、
上を向いて歩こうと思えた人達も多いはず。
子供達の笑顔も見えたはず。
何も手伝えなかった(手伝わなかった)お詫びと、心からお礼を言いたい。

そして、
躊躇してては何も始まらない。行動しなきゃ!
と、教えられました。